両面同時検査装置
Dシリーズ
- インライン型
表面実装部品はもちろん、ディスクリート基板の最終検査にも最適です。
製品紹介
- 上下ユニットに8 アングルカメラとZ 軸を標準装備
- 反転機不要、検査機2台を1台に集約しライン長短縮に貢献
- 製品バーコードを読み取り自動機種切り替え・自動幅長切り替え
- CatchSystem(オプション)導入で検査結果のトレーサビリティを確立
- 基板の片面バーコードを読み込むだけで、両面のトレーサビリティが可能
検査事例
本装置で検査可能な一例をご紹介。サンプル基板での検証も承っております。

部品有無・ズレ

極性検査

文字検査

異物検査

SMTはんだ検査

ICブリッジ

はんだボール

バーコード読み取り

DIPはんだ検査

DIPブリッジ

PIN有無

赤目
特長
Features 01
メインカメラと8方向アングルカメラの2ユニットで合計18台のカメラを搭載
両面同時検査機の文字通り、基板上面と下面の両面を同時に検査します。
これまで培ってきた撮像技術を実現する高性能カメラユニットを上面用と下面用に2セット搭載する事によって1回の検査で2面同時の検査を実現できます。

Features 02
2台モニターにより上下面の容易な確認
右側モニターは基板の上面、左側モニターは基板の下面を表示し、画面を切り替えることなく両面の状況確認が容易に行えます。
マウス・キーボードは1台でシームレスな操作性を実現。

Features 03
検査タクト短縮・基板ストレス削減・省スペース・省エネルギー
- 1回の検査で両面検査が完了し、検査タクト短縮することで生産性を向上
- 工数軽減により基板へのストレスを削減
- 反転機不要、検査機台数削減し省エネルギー化に貢献


オプション
検査運用を最大限に活用するためのオプションをご用意しております。
工数削減、品質改善に向けてご活用ください。

CatchSystem
検査で得られた結果をデータベースへ保存し、画像確認が行えます。蓄積したデータを集計し、分析することにより、各装置の稼働状況を把握、不良を抑え生産品質を向上させることが可能です。
Catch Systemは、検査装置からのあらゆる情報を収集し、生産管理におけるトレーサビリティを確立させます。
※別途Win-PC必要

オフラインティーチング
検査装置を止める事無く検査データを作成可能。検査装置と同じ画面で、オフラインで検査データ作成が可能です。
検査直後の不良画像を自動保存し、OLTでデバック作業が行えます。(X02Wは対象外)
また、社内トレーニング用途としての活用が出来ます。
※別途検査機同等のPC必要
運用イメージ
DIP最終検査に最適
挿入部品の検査、DIPはんだ面の検査を高速に同時検査できます。
これにより、生産全体の信頼性向上が期待でき、品質を維持することも可能となります。
基板実装における品質管理を高度化し、生産効率を大幅に向上させる装置です。

仕様
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D22X-350L
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D22X-550L
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外形寸法 | W878 x D916 x H1313 mm | W1078 x D1217 x H1331 mm |
本体重量 | 270 kg | 380 kg |
電源 | AC100V-240V | AC100V-240V |
実装制限 | 上面:30 mm 下面:20 mm | 上面:30 mm 下面:20 mm |
カメラ | 5M | 5M |
レンズ | テレセントリックレンズ | テレセントリックレンズ |
視野範囲 | 36 x 30 mm | 36 x 30 mm |
照明 | DL照明 or ML照明 | DL照明 or ML照明 |
検査範囲 | 350 mm x 250 mm | 550 mm x 550 mm |
アングルカメラ | ○ | ○ |
Z軸ストローク | ○ | ○ |
レーザー高さ計測 | ー | ー |
消費電力 | 700 W | 700 W |
コンベアスピード | 10-500 mm/sec | 10-500 mm/sec |
検査時間 | 0.3 sec/画面 | 0.3 sec/画面 |